地震災害時の保険金請求について

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地震による被害が発生した際、保険金請求の流れが分からず不安に感じる方が多くいらっしゃいます。本日は、地震災害時の保険金請求について、お客様が知っておくと安心なポイントをまとめると共に、お客様目線で「今できること」「慌てなくてよいこと」を整理しました。

1.事故報告のタイミング
まず命の安全が最優先です。保険会社への事故報告(速報)は、生活環境が落ち着いてからで構いません。すぐ連絡できなくても大丈夫です。
 〇 すぐ連絡できなくても保険金が出なくなることはありません
 〇 写真や動画はできるだけ撮影しておいてください
 〇 まずは一報だけでもOK(詳細は後からゆっくりで大丈夫)
 〇 電話は、平日の昼間の方が繋がりやすい傾向にあります
お客様が思っている以上に、保険会社は災害時の事情を理解しています。ご安心ください。

2.現地査定がある場合とない場合の違い
地震保険では、被害の大きさによって査定の有無が変わります。
● 現地査定があるケース(損害の詳細につき査定が必要な場合等)
 半壊・全壊の可能性がある
 査定員が建物の状況を確認
 写真撮影・寸法測定・損害範囲の確認
 お客様の立ち会いは必須ではありません(不在でも査定可能)
● 現地査定がないケース(簡易査定が可能な場合等)
 写真提出で完結する
 罹災証明書で判断する場合もある
 査定が来なくても保険金が支払われることがあります
査定の有無は各保険会社の査定基準により異なるもので、査定が来ない=支払い対象外ではありませんので、ご安心ください。

3.保険金請求の流れ
地震保険の請求は、次のような流れで進みます。
 ① 事故報告(電話・Web)
 ② 保険会社から必要書類の案内が届く
 ③ 写真・罹災証明書などの提出
 ④ 保険会社による審査
 ⑤ 保険金の支払い(口座振込)
 ⑥ 支払い通知ハガキの到着
 ⑦ お客様アンケート(任意)
この流れを知っておくだけで、精神的な負担が大きく軽減されます。
これは一例です。災害の規模や保険会社の対応により流れが変わることがあります。近年は、大きな自然災害が続いていることから、保険会社は保険金請求の流れの見直しや簡易化を実施しているので、前回と同じと鵜呑みにすることは禁物です。事故報告を入れた際や必要書類が届いた際に、必ずご自分で流れを把握するように努めて下さい。

4.不足書類や写真がある場合
災害時は、書類や写真を完璧に揃えることは難しいものです。不足があっても、保険金が出なくなることはありません。
 〇 写真はスマホで十分
 〇 時系列が分かればなお良い(なくても問題なし)
 〇 罹災証明書は後日でOK
 〇 不足書類は保険会社が追加で案内してくれる
 〇 記録がなくても、保険会社がドローン調査を行う場合がある
必要書類は、完璧でなくて大丈夫。「できる範囲で」記録しておくことをお薦めします。

5.保険金受領後の通知ハガキ・アンケート
保険金が支払われると、後日「支払い通知ハガキ」が届きます。これは、安心のための確認プロセスです。ハガキに記載している主な内容は、以下の通りです。
 〇 どの損害に対して、いくら支払われたかの確認
 〇 内容に誤りがないかチェック
 〇 アンケートは任意(回答しなくても問題なし)
アンケートは苦情収集が目的ではなく、 保険会社が改善のために参考にするものです。アンケートにより、近年の地震災害の保険金支払いは相当に改善しています。

6.最後に:お客様へのメッセージ
地震災害時は、情報も気持ちも混乱しやすく、保険のことまで手が回らないのが普通です。
 〇 命の安全が最優先
 〇 書類や写真は「できる範囲」で十分
 〇 保険金請求は焦らなくて大丈夫
 〇 正確な情報が出そろうまで無理をしない
どうか、ご自身とご家族の安全を第一に行動してください。被災された皆様の一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。

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