社会非難を受ける人の共通点

man in black suit sitting at the table

一般社会から受け入れられない発言や、空気を読めない意思決定をしてしまう人には、いくつかの共通点があります。これは政治家だけでなく、企業経営者、管理職、組織のリーダーにも当てはまる構造です。本日は、経営者・管理職の皆様に向けて、「社会から非難を受ける人の共通点」と、そこから組織を守るための学び方について整理します。

1.コンプライアンス総合学習の欠如
一般社会から非難を受ける発言をしてしまう人の第一の特徴は、社会の価値観をアップデートする機会を自ら閉ざしていることです。
 〇 定期的にコンプラ研修・ハラスメント研修を受講していない
 〇 社会の空気を学ぶ場に参加していない、機会を逃している
この状態では、「昔の常識」だけを頼りに意思決定してしまうため、社会の空気とズレた判断が生まれます。研修は「形式的な儀式」ではなく、社会の空気を学ぶための定期メンテナンスです。

2.コンプラ軽視の発言をしている
一般社会から非難を受ける発言をしてしまう人は、普段から次のような発言をしがちです。
 〇 コンプラばかり考えていたら収益が上がらない
 〇 コンプラで飯が食えると思うな
 〇 何にでもコンプラを持ち込むな
 〇 多少のことは目をつぶらないとビジネスとして成り立たない
これらは、自分の周囲にコンプラ軽視の空気を作り出す行為です。周囲の人は、 
 〇 誤りを指摘できなくなる
 〇 自らの意見を発言できなくなる
 〇 違和感を伝えられなくなる
その結果、経営者自身が「一般社会との空気のズレ」に気づけなくなります。

3.自分だけは優れているから大丈夫という過信
一般社会から非難を受ける発言をしてしまう人には、少なからず「自分は例外」という過信があります。
 〇 高い学歴やスペシャリストしての長年の成功体験
 〇 経営者やリーダーとしての高い成果や成功体験
 〇 周囲の賞賛や高い評価
 〇 社内や組織における権限の拡大・最大化
これらが積み重なると、「自分だけは許される」「自分は特別」という錯覚が生まれます。この過信は、一般社会の空気を読む力を確実に奪います。

4.指摘・指導してくれる人が周囲にいないと危険度が増す
一般社会から非難を受ける発言をしてしまう人の周囲には、次の環境があります。
 〇 注意や指導、意見や具申をしてくれる人がいない
 〇 会議や打合せで反対意見が出ない
 〇 若手の意見がトップに伝わらない
 〇 社外や外部の視点が入らない
つまり、「一般社会との空気のズレ」を教えてくれる人がいない環境です。この環境が続くと、学習の欠如 × コンプラ軽視 × 過信が組織内で固定化し、一般社会から非難を受ける発言を助長します。

5.忙しい経営者がコンプラ学習を続けることは難しい
忙しい経営者には、日々コンプラの学習を継続することは不可能です。これは現実であり、事実です。だからこそ、他社の不祥事・不適切な事象・社会的非難を自分ごと化して学ぶ習慣が必要です。これが「他山の石」です。一見すると他人の失敗を喜ぶように見えますが、自らの学習機会だと考えると、非常に本質的な習慣です。
<他山の石のメリット>
 〇 一般社会の空気をアップデートできる
 〇 自分の判断の癖に気づける
 〇 過信を防げる
 〇 周囲の沈黙を破るきっかけになる
 〇 組織文化の歪みに気づける
忙しい経営者にとって、最も効率的で、最も現実的なコンプラ学習法です。企業のプライドが高くなればなるほど、有名な弁護士や大学教授、文化に貢献した著名人などを講師として、コンプラ研修や経営研修を受講しようと考える傾向があります。しかし、本当に必要なのは、一般社会の常識と自身の常識との間に差や違いがあることに気づかせてくれる研修であり、学習機会です。

6.弊社がコンプライアンス経営を訴える理由
 〇 経営者は学習時間が取れない
 〇 経営トップの周囲にいる人は、容易に指摘できない
 〇 いつの間には成果主義になり、自らの過信を生む
 〇 一般社会の空気は常に変化していることに気づかない
だからこそ、コンプライアンス=社会からの要請という視点を持ち続ける必要があります。そして、他山の石を活用して、学習を習慣化することが唯一で有効なの防御策です。
ここで、少しだけ弊社の宣伝をします。弊社へご相談いただく企業経営者、著名人、スポーツ選手などの皆様には、前述したような一般社会の常識からいつの間には離れてしまう環境下にあります。そこで、定期的に弊社へご相談いただく、または対話することで、他山の石を学び、定期的なコンプライアンス研修やハラスメント研修の代わりに活用いただいています。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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