コンプラ研修に関するご相談

people having business meeting together

年度替わりが近くなると、次年度コンプラ研修について、検討を開始する季節です。本日は、社内研修について、お話しします。

コロナ禍以降の研修は、Formsやセールスフォースなどのアプリにて、テスト方式を採用している企業が多くなりました。24時間受講可能、場所を選ばない、合格点を取得しないと完了できないなどのメリットがあります。実施状況がデイリーに把握できるので、事務局側には便利ですが、正解を入手すれば直ぐ完了できる、代理受講が可能などの抜け道もあり、習得レベルや理解度を疑問視する意見もあります。

Zoomなどのオンラインアプリを使った集合型研修も盛んになりました。画面上で出席者の顔が見える、受講者が質問して講師が回答することもできます。また、Formsアプリを使って終了後アンケートにて出欠を把握できます。

講師が一方通行で説明をするより、テーマを決めて少人数で意見交換すると、理解度が深まる場合があります。Zoomアプリなどでは、参加者をルームに分けることが可能ですので、少人数によるディスカッションも可能です。ディスカッションでは、一部の方に意見が偏るなど、注意すべき点があります。各グループにファシリテーターや司会者を決めて、予め話し合う観点を教えておき、論議をリードしていけば、実効性も高まり、参加者の満足度も上がります。グループ数が多い場合は、専門業者に依頼して、グループ分けやカメラワークなどを有料で任せる手法もあります。

また、いつもと違った方式にするならば、外部講師に依頼する、事前課題を与えて各自の意見を発表できるようにしておくなど、工夫する余地は多くあります。研修の持ち方についても、役員をファシリテーターにして少人数で意見交換を行うイベントを活用したり、何回かの研修に分けて、その都度テーマを変えるなど新鮮味のある手法を行うなど、更に進化していく傾向にあります。

弊社では、外部講師のご依頼を承っておりますが、それ以外にも、次年度の研修を効果的な企画にするには・・・などというテーマについて、ご相談という形でご支援していくことも可能です。ホームページの「お問合せ」内のフォームより、お申し付けください。日取りを決めて、ご相談を承ります。

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