侍ジャパンが世界一を成し遂げました。世界最強のメジャーリーグから精鋭を集めたチームに先行されても、ホームランと繋ぎ野球で逆転して、最後は最強の投手が最強の打者を三振に仕留めました。その中で、ひときわ清々しく、礼儀正しく、丁寧で、ファン想いで、何より野球が大好きな少年の心を持っていたのが、大谷選手でした。本日は、大谷翔平から見習うことについて、考えてみます。
大谷翔平をテレビの画面を通して見ていると、良い企業の模範だと思います。彼には理念があり、その理念追及の為に、その途中に沢山のメルクマールがあります。WBCの優勝も、その一つです。マスコミが少々答えにくい質問をしても、笑顔とジョークを交えた適切な回答をします。ベンチ内のカメラを見ても、子供のような姿を見せることはあっても、決して嫌なイメージを見せません。
夢や理念だけを追及して、その為にいかなる努力も惜しまない人生です。いわゆる、「綺麗ごと」のような人生を過ごしています。本来は、企業も経営理念通りの「綺麗ごと」の事業展開をすべきところですが、少しでも「綺麗ごと」以外の事業活動を行っていると、大谷翔平にはなれません。
大谷翔平選手の振る舞いや人柄に触れるにつれて、学ぶことが多い人だなと思いました。コンプライアンス研修にて、ディスカッションテーマの一つとして、「大谷翔平を観ていて、自分たちの事業活動に活かせると思うことについて、話してください」と問いかけて、意見交換しながら、コンプライアンスの啓蒙になると思った次第です。皆様は、大谷翔平を見て、どんなことを感じ、考えましたか?



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