一線を越える時

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世界の大国が遂に一線を越えてしまった。一線を越える時は、人は必ず自分を正当化する。なぜなら、自身が一線の前に置かれていることを知っているから。正当化することで、「~する」から「~せざるを得ない」に変えていく。

企業活動でも一線を越えて行動してしまう時には、同じ葛藤があるはず。「商習慣としてはおかしくない」「営利企業としては当然の営業活動」「隠しておかないと株主の声に耐えられない」「ほんの少数のお客様の声に過ぎない」など。

一線を越えない組織にするためには、企業理念を正しく徹底しておく必要がある。企業理念は、企業としての活動指針だから。トップメッセージも大切だが、解釈を誤ると、背中を押してしまう可能性がある。世界の大国を他山の石として、知徳を磨いておこう。

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