先週、初めて金沢へ行きました。目的は、山下達郎のライブ。ライブ会場まで乗ったタクシーの運転手さんが、とても博識で、金沢の文化・魅力・近江町市場・旬の食べ物など、分かりやすくご説明いただき、感激しました。
開始1時間前にも関わらず、会場内は大混雑。お客様の多くは、50歳代から70歳代で男女半々。グッズ購入とトイレを済ませて、座席へ。総席数1,700の1階席のみなので、最後列席でも、音がこもることもなく、ステージから近く、しっかりと聴こえて、良い席でした。
達郎が古希を迎えたこともあり、比較的古い曲や、発売周年にあたる曲、自身が演奏したい曲を中心とした構成でした。今年からバンドのギタリストが変わりましたが、新ギタリストは、抒情的なフレーズが多くて、新鮮でした。
大まかなライブの流れは毎年同じなので、ちょっとしたリフの工夫や、ギターカッティングのリズム感まで、楽しむことができました。好きな曲が多かったのですが、全19曲のうち6曲が、1曲の演奏時間が10分近くと長く、会場の熱気と相まって、少し”聴き疲れ”しました。
1か月前に、達郎が自身のラジオ番組で、爆弾発言をしていましたが、そのことには触れることなく、純粋なライブでした。発言内容からすると、加害者への尊敬の念と加害者の行為は別物というロジックの理解に至らず、コンプライアンス上は、いかがなものかと思いました。既にチケット、鉄道、ホテルを手配済だったこともあり、発言の真意が分かる説明があるまでは、判断しないとし、参加しました。
達郎は、半年前にお酒を止めて以降、のどの調子が良く、声が出るようになったと言いましたが、私には、昨年より少し落ち着いたトーンに聴こえました。その分、3名のバックコーラスのハーモニーが、例年よりメリハリが効いていて、良かったです。
翌日は、10時に近江町市場へ行ったら、既に気温が35度、13時には40度の見込みだった為、健康に配慮し、30分程度で駅ビルへ戻り、帰りの新幹線までの時間は、お土産屋さんを見て回りました。タクシーの運転手さんから伺った知識をもとに、観光地を巡り歩けなかったのが、心残りでした。
なお、画像は、ライブ会場で来場客向けに撮影OKのポスターを私自身が撮ったものです。肖像権の問題は起こらないと判断し、掲載しました。



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