父の一人暮らしを支援する為に、クルマで1時間強の実家まで毎週往復しています。加えて、女房と娘の出勤時に駅まで送っていきます。街中を走っていると、以前より障害物が多くなっていることに気付きます。本日は、その代表格の自転車とキックボードについて、お話します。
私が免許取得したのは、41年前です。その頃と違うのは、自転車用走路とキックボードです。しかし、出勤時に駅まで行く途中には、保育園へ行く途中のママチャリが縦横無尽に走ります。昔のママチャリと違うのは、前後に子供を乗せるシートが備え付けられていることです。
保育園に到着するのが目的ですから、園の近くに来れば、逆走もします。自転車置き場がある訳ではないので、建物と道路の少しの隙間に止めて子供を降ろし、園の入口のセキュリティを解除してもらい、入園します。大変なご苦労だと思っています。
ウーバーイーツなどの宅配人さんの自転車も走ります。目的は、スマホのグーグルマップを見ながらあらかじめ決められた時間に、お客様に商品をお届けすることです。その為には、多少無理して走ることもあります。
更に、最近は、キックボードも見る機会が多くなりました。登録番号プレートが付いていても、自転車と同じ扱いなので、一方通行も逆走が可能ですし、必ずしも信号通りに走行するとも限りません。休日には、2台並行して走っている光景も多くなり、益々注意深く接することが求められます。
上記のとおり、自転車とキックボードを見る頻度が増えてきたことから、注意して運転するようになりました。最初のうちは、ハンドルを切って避けたりしていましたが、危険なので、なるべく停車して過ぎ去るのを待つようになりました。
コンプライアンスの観点では、運転事故のリスクが増した場合には、避けることが最大の対策です。無理して走路の横をすり抜けたり、速度を上げてすれ違ったりすることは、接触事故の確率を高めるので、避けることだと思います。
コンプライアンス担当の方は、まず自社のリスクになり得るか否か、そのリスクがどの程度影響するのか、避ける為にはどうすれば良いか、それを社内関係者に徹底する方法、実施した対策の実効性の検証はどうやって行うのかなど、順番に考え進めていきましょう。自転車やキックボードのように、クルマであるか否かを問わず、外出したら自ずと対面してしまうリスクもありますので、リスク対象は広めに考えることが大切です。機会を作って、安全運転講習会に行こうと思っています。



コメント