心理的安全性

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週刊東洋経済の特集記事において、心理的安全性がテーマになっていました。本日は、心理的安全性について、この記事を読んだ感想をネタバレにならない程度に、お話します。

記事には、心理的安全性のチェックリストがあり、以下の記述がありました。
 〇 自社やサービスの理念・コンセプトに共感している
 〇 自分と上司、チーム内の人間関係は良好である
 〇 悩んだ時、ネガティブな事象が起きた時、相談することに心理的負担がない
 〇 仕事を通じて成長している手応えがある
 〇 前例のないアイディアを言ったり、異質さがあっても受け入れられる
 〇 働く仲間について、興味がある、知るすべがある

共感、周囲との人間関係、相談しやすい、成長(挑戦)、多様性の受け入れ、人となりを知るということで、職場に心理的安全性が芽生えるようです。少し緊張感があるが、ミスや失敗を報告し合える環境があり、更に周囲の人となりを知っていれば、相談しやすいし、異質な発言をしても受け入れられる環境下にいれば、挑戦する勇気も出てきますね。良くできたチェックリストだと思いました。

更に、そういう環境は継続してこそ、心理的安全性が育まれます。人に優しく、結果に厳しい組織という言葉にも、緊張感ある職場を維持するために必要と感じました。また、意見をぶつけ合い、対立する組織で構わないそうです。

しかし、心理的安全性がある職場にする為には、マネージャーが率先して変わらねばダメで、メンバーの意見を聴き出す質問をすること、その為には、マネージャー自身の価値観、信念、期待感を開示しておかねば、ならないそうです。それゆえ、旧態依然とした体育会系は、持続しないそうです。

幾つかの代表的な企業の取組み例なども掲載されていて、読みごたえがある記事でした。まだ読んでいない方には、ぜひお薦めします。
引用元:週刊東洋経済(2023年9月2日号)心理的安全性超入門

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