大学生の連鎖対策

young men in a wrestling match

有名私立大学のスポーツ部の学生が、高校時代の同級生に大麻を郵送させようとして、大麻取締法違反容疑で逮捕されました。本日は、大学生の連鎖対策について、考えてみます。

数か月前に、大学スポーツ部の学生寮で大麻を保管・使用していた不祥事が報道されました。学生同士に連鎖しやすい傾向があることから、学生全員、最低でもスポーツ部と文化部に所属する学生には、大麻取締法や類似の法令について教育を行い未然防止策を講じて記録に残し、社会に対して説明できるようにすべきでした。

法令違反への誘いに乗り、違法行為の当事者や共犯者になれば、所属する部活動や授業への出席ができなくなるばかりか、退学などの処分を受けて、自身の人生をやり直さざるを得ない事態に陥ることについて、学生に理解を深めるべきでした。

最近は、大学時代から起業して生計を立てる人も少なからずいます。しかし、多くの学生は、卒業してこそ、学歴と就職先を手に入れるのではないでしょうか。それゆえ、行動や活動は、学内や就職先から絶えず見られていると意識するべきでしょう。

こういうことを丁寧に教えてくれる大学が、社会から必要とされる時代になっています。「次はウチかも知れない」という危機意識が、大学の経営陣や事務局に対して、求められていると思われます。「どこも同じ」と言う甘い認識は、捨てましょう。

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