焼き鳥チェーン店の前で、満席につき系列店なら席に余裕があり、直ぐに案内できる、と声を掛けて自店舗へ入店させて、チャージ、席料、週末料金などの高額請求を行う行為をしていた男が逮捕された旨、報道がありました。本日は、店舗紹介ビジネスの危険性について、お話します。
一般的には、一軒目のお店は予約したお店、二軒目はメンバーが良く知った店に行きますが、週末などは、二軒目はチェーン店の居酒屋さんも候補になります。二軒目以降に知らない店へ行くのが危険なのは、ご承知のとおりです。
法令上は、路上における勧誘は禁止されています。報道によると、逮捕者は反社会的勢力の協力者らしく、店舗紹介ビジネスで儲けたお金が、マネーローンダリングされるかも知れません。言い換えれば、高額請求を支払った人達は、マネーローンダリングを支援しているとも考えられます。
新型コロナが5類へ移行した後、企業や組織内においても各種宴席が解禁され、二次会へ行く機会もあると思われます。それゆえ、このような報道を機会に、店舗紹介ビジネスの危険性について、一定程度の知識を習得し、うかつに勧誘に乗らないように注意喚起しておけば、従業員の皆様をリスクから守ることになります。
研修などの堅苦しい場ではなく、朝礼やメールメッセージなどでも構いませんので、注意喚起しては、いかがでしょうか。



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