Boz Scaggs

本日は、趣味のライブ鑑賞について、お話します。先日、80年代AORの巨匠、ボズ・スキャッグスの来日公演に行きました。ネタバレがありますので、これから行く方は、ご注意ください。

会場の東京ドームシティホールは、ステージを取り囲むように客席が設置され、日本武道館のアリーナ席を狭くした感じの3,000人収容のホールでした。2階席のサイド側だったこともあり、左右の音のバランスが良くないと感じました。

お客様は、ほぼ全て60歳以上で、70歳が平均値でしょうか。お洒落な紳士淑女、イケオジが沢山いて、昔はモテたと思われる奥方も数多くいました。ただ、加齢臭と強い香水の香りが周囲に立ち込めていたこともお伝えしなければ、なりません(笑)

お客様の期待値は、80年代のAORミュージックの再現であり、レコードそのままの演奏でした。しかし、2000年代にブルース系へシフトしたこともあり、サウンドはブルース基調でした。しかし、その中にもレコードを彷彿させるフレーズや、ギター片手に少し上目遣いに歌う姿勢は、AORの巨匠の健在ぶりをアピールしていました。

ダブルアンコールに応えて、約2時間のライブが終了しましたが、ちょうど良い時間配分だったと思います。終了後に会場に流れたのが、Earth Wind & Fire の After The Love Has Gone だったのは、心地良いアフターミュージックでした。ボズの余韻を残したまま、会場を後にしました。

<セットリスト(記憶ベース)>
1.Sierra
2.Miss Riddle
3.Last Tango on 16th Street
4.Jojo
5.The Feeling Is Gone(cover)
6.I’ve Just Got To Know
7.Slow Dancer
8.Rock and Stick
9.Thanks to You
10.It’s Over
11.Harbour Lights
12.Look What You’ve Done to me
13.Radiator 110
14.Somebody (Loan Me A Dime)(cover)
15.Lido Shuffle
16.What can I say
17.Lowdown
18.We’re All Alone
19.Breakdown Dead Ahead

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