新入社員メッセージ

senior host making speech at wedding

4月1日には、新入社員が入って来る企業も多いと思います。新卒、中途入社、出向入社、転籍入社、定年再雇用など様々な新入社員が入って来ます。本日は、新入社員に向けたメッセージについて、考えてみます。

新卒採用とそれ以外を区分して入社式を行う企業がありますが、新入社員向けのメッセージは同じでしょうか。もし異なるとすれば、メッセージ発信者側が、先入観や慣習に捉われてはいないでしょうか。

一般的に、新入社員へ伝えておきたいメッセージは、こんな感じでしょうか。
1.お祝の気持ちと、自社を選んだことへの感謝
2.自社の企業理念や経営理念
3.どんな社員になって欲しいと考えているか
4.コンプライアンス(相談する文化の醸成、社会が非常識と見る言動は違反)

望ましくないメッセージ項目は、以下のとおりです。
1.発言者自身が考えていること、過去の想いや経験
2.自社業績や事業に関する説明
3.ホットなトピックス(除く自社トピックス)
4.初めて会う取引先に使う導入テーマ(天候、季節など)

現代は、新卒の他、社会経験豊かな方、他社で活躍していた方も入ってきます。それゆえ、全新入社員に共通して伝えたい項目に絞ることが必要です。伝える側の想いと聞き手側の想いは異なる前提で、項目を決めると良いです。

新入社員は、この会社が何を目指し、自分は何を求められているかを知りたいのです。加えて、自分が入った企業のレベルを判定しようとしています。コンプライアンスの話題を入れることで、社会規範を守る企業であることを伝えるべきと思います。

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