連日の活躍

aerial view of baseball field

ドジャーズの大谷選手の活躍が、連日に亘り報道されています。ロサンゼルス市が「大谷の日」に制定した17日にホームランを打ち、20日はサヨナラヒットを打っています。それ以上に、彼の人柄や振る舞いに対しても、賞賛を受けています。

特に、ドジャーズへ移籍して以降、注目度が上がりました。公表されているだけで9社の日本企業が、パートナーシップ契約を締結しています。企業の宣伝効果は、日米での広告効果に加えて、ステイタス効果もあり、今後も増えるでしょう。

昨シーズン終了後は、利き腕の手術を受け、リハビリをしながらフリーエージェント権を行使して、多くの競合球団の中から新チームを選びました。この過程でも、断るチームへの影響を最小限に抑えつつ、言動を慎みました。

結婚して家庭も築きました。生活の拠点となる自宅も新居へ引っ越しました。報道やファンとの過度な接触がないように生活しつつ、トレーニングや睡眠を欠かすことなく、シーズオフからキャンプまでも、真摯に取り組みました。

今シーズンは、専属通訳による賭博事件に巻き込まれました。ここでも、強靭なメンタルと周囲からの支援を受けて、自身の潔白を晴らしました。大きなリスクに直面しても、自ら説明責任を果たすことで、回避することができました。

こうして振り返ると、色々な課題を冷静かつ丁寧に対応して、前進しているに過ぎません。連日の活躍の背景には、課題を見つけると、解決に向けて周囲の声や社会の常識を考えながら、行動していく姿勢が際立ちます。連日の活躍を見ながら、改めて考えてみたので、整理してみました。

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