路上飲酒

joyful diverse friends toasting with beer bottles on rooftop

日本の法律では、路上飲酒は禁止されていません。しかし、東京の繁華街のコンビニでお酒を購入して、周辺で路上飲酒する姿が、迷惑行為として報道されています。本日は、路上飲酒について、考えてみます。

下町の駅前や、公園などでは、時々飲酒している人を見ることがあります。その多くは一人飲みで、出したゴミは持ち帰るので、誰かに迷惑をかけることはありません。そういう倫理観があることから、日本では路上飲酒は禁止されていません。

今回報道のあった繁華街のコンビニ周辺の路上飲酒は、集団もしくはその場で出会った人とつるんで大きな声を出す、ゴミを路上や付近へ放置する、一部はインバウンドの外国人であることが、下町の駅前や公園で見かける飲酒とは、大きく異なります。

当該地区では、条例で路上禁止にするそうです。日本人が保ってきた固有の倫理観が、保てなくなってきました。何でも禁止ルールを作れば、解決するものでは、ありません。それに至る教育の方が、大切ではないかと考える次第です。

コンプライアンス経営においても、「〇〇は禁止」という趣旨の研修ばかり実施する企業がありますが、禁止行為に至る環境を改善することが、本質的な解決方法であると思われます。

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