人気タレントが、他のタレントのSNSへ誹謗中傷コメントを書き込んだというニュースを見ました。直後に誹謗中傷コメントを削除したうえで、後日、面談して直接謝罪したそうです。本日は、SNSへ書き込むコメントについて、考えてみます。
SNSは、誰でもいつでも閲覧することが可能ですから、特定の誰かに対して伝えるものでは、ありません。それゆえ、インタビューや講演するのと同じだけの品格と倫理観が求められます。この理屈を正しく理解していても、正しく伝えることができないことが、要因ではないでしょうか。
最近は、各種SNSにおいて、誹謗中傷に近いコメントや、本人がその場で聞いたら、強く反論するであろう内容なのに、頻繁に発信することが目立ちます。これは、自由闊達を超越してしまい、SNSにおける倫理感を乱すことに繋がります。目立つコメントやテーマを取り入れることで衆目を集め、アクセス数を増やして利益を得る目的があるかも知れません。
笑点と言うテレビ番組があります。演者同士は、大喜利の場で悪口を言い合いますが、許されるのは、この程度までではないでしょうか。今回のタレントによる誹謗中傷コメントの記事を読んで、SNSの欲望に負けない倫理観と誠実さを身に付けねばと思いました。



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