連日に亘り、猛暑日に伴う熱中症、線状降水帯による豪雨や落雷、台風接近に伴う強風と大雨などが、報じられています。本日は、生活者の立場で、気候対策について考えてみます。
まず、生活の中で変わったのは、毎朝、天気予報に加えて雨雲レーダーのアプリを確認する習慣です。天気予報は、1日の大まかな天気を示しますが、晴れの予報でも雨雲の動きを雨雲レーダーを見て、外出中に降雨になるかを確認することで、傘を持参するかを判断します。
猛暑日対策としては、日傘の活用と水分補給も大切です。都市部では、コンクリートの照り返しによる熱波も、熱中症の要因になるので、できるだけエアコンや水の噴霧のある場所を経由して歩くようになりました。
更に、線状降水帯と落雷は、危険です。雨雲レーダーや落雷予報で大まかに分かりますが、直前に発令されることが多く、既に外出中で避けることが出来ないこともあります。遠くで落雷音が聞こえたり、急に濃い雲が見えたら、室内や車内へ入ることくらいしかできません。
生活者の目線で、気候対策を整理した情報があると、大変助かるでしょう。頭の中で分かっている常識に基づくより、情報も基づき行動する方が、的確と思います。竜巻注意情報などは、どう行動すれば良いのか、具体的な情報が欲しいです。
例えば、運転中に豪雨や線状降水帯が近くなる場合は、冠水しやすい道路をナビゲーションに表示する機能があると助かります。スマホの位置情報を活用して、雨雲の近くに行くと、教えてくれるサービスもあると便利でしょう。
振り返れば、それだけ気候が変動している証左です。最近は、夏物と春秋モノの上着やパンツした購入しなくなりました。年間の半分以上が夏、残りの半分以上が春秋で、冬は春秋モノに耐熱性の高い羽毛ジャケットやコートを羽織っています。
行楽地などにいれば、天気の変化情報に基づき行動します。街中にいれば、数多くある小型のジムやコーヒーショップに入ることも良いでしょう。要すれば、冷房の効いた室内に入ること、二次災害が生じた場合に、垂直避難が可能な強度の高い建物に入ることが、気候変動に対する共通対策でしょうか。こうやって実際に考えておくことで、いざと言う時に落ち着いて行動できれば良いと思います。



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