自宅にて遺体で発見された歌手・女優の死因は、入浴中に起きた不慮の事故だったと報道がありました。この報道を聞いて、ヒートショックという言葉を思い出しました。本日は、ヒートショックについて、コメントします。
ヒートショックとは、気温の変化によって血圧が上下して、心臓や血管の疾患が起こる症状です。血圧の乱高下に伴い、脳内出血、大動脈解離、心筋梗塞、脳梗塞等の病気が起こるそうです。調べてみると、年間に1万7千人も亡くなっているそうです。昨年の交通事故死が2,678人ですから、生活リスクがより高いことが分かります。
ヒートショック対策を調べてみると、①入浴前に浴室を暖める。②脱衣室も事前に暖める。③お風呂のお湯は41度以下にする。④入浴前に水分を取る。⑤かけ湯をしてから湯に入る。⑥湯舟に浸かる時間は10分以内にする。⑦家族とコミュニケーションを取るなどがありました。
最近は、気温が下がり、冬らしい日々が続いています。特に、冷たい風の中を外出した日などは、入浴がリラックスタイムになります。そんな時、ヒートショックが起こらないように自らケアすることも、生活リスクの削減に繋がります。
事業活動リスクに加え、生活リスクに頭をよぎらせていくことも、コンプライアンス・マインドを高めます。特に、特異な事象からは、気づくことや改めるべきことも多いです。私も、10分以上お湯に浸かる習慣があることから、報道を受けて、上記対策の幾つかを講じるようになりました。最後までお読みいただき、ありがとうございました。



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