年末年始のメッセージ

person wearing mask holding cocktail shaker

年末年始に向けたメッセージが、経営者や担当役員などから多く発信されています。本日は、メッセージ発信にあたり、盛り込んでおきたいテーマについて、考えてみます。

年末年始に起こる事象としては、忘年会や新年会など人が集う会があります。注意事項としては、飲酒によるケガ・病気に加えて、ハラスメントがあります。昨今は、宴会で飲ませる集団は影を潜めましたが、これは世の中の常識が変わったことに依ります。飲酒時における勘違いや気持ちが大きくなったことから、他人に対して強い物言いをしてしまう、異性に接近したくなるなどの感情を抑えることも大切です。これも、世の中の常識になりました。忘年会で役職者による挨拶や中締め挨拶も、死語になりつつあります。もう少ししたら、世の中の常識になることでしょう。

一方、事業活動においては、年が変わる訳ですから、事業活動の結果を求める月でもあります。新しい年が4月の企業においても、新年度に向けて企画立案などの〆切期限が近くなります。こういう時期には、度を超えた残業や特定の従業員に業務が集中することもあり得ます。そういう事業活動の在り方を早期に察知して、策を講じるように、組織長に対してその兆しを見逃がさないように、伝えたいものです。

要すれば、いつもと違う環境や活動がある場合、どういうリスクが生じるか、経営者の目線でメッセージしておくことが、求められます。全てを網羅することは難しいものの、テーマを絞って、考え方や目の付け所について、伝えると良いと思います。倫理観についてコメントしたメッセージを拝見しますが、受ける側に考えさせる機会を提供するメッセージも良いと感じました。経営者や組織長は、誰にどんなメッセージを伝えるか、考える役割を持っています。この機会を通じて役割を果たしていきましょう。

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