阪神大震災から30年

cracks on earth surface

1月17日、阪神大震災から30年を迎えました。当時は愛知県に住んでいましたが、大きな揺れで飛び起きて、ニュース速報で知ったことを覚えています。報道で震災に備えた備蓄品について特集していましたので、本日はご紹介します。

広域の大震災が起こると、ライフラインが途絶え、1週間程度は不自由な生活を余儀なくされるそうです。基本的には食料、トイレ、電気、ガスの1週間分を家族の人数分は備えて、暑さ寒さをしのぐ対策品が必要と、専門家の説明がありました。30年前よりも生活水準や電力使用量が上昇している為、備蓄品の質と量の見直しが必要だそうです。

飲料水や缶詰はあっても、食べた分、飲んだ分のトイレ排出に合った簡易トイレは、家族人数分までは備えていない家庭が多いそうです。電気はスマホ充電用の電池、ガスは携帯用コンロしかない家庭が多いでしょう。たとえ揃えたとしても、家の中に大震災があっても取り出しやすい場所に格納できるだけのスペースがありません。

また、地震発生時に家族は各自の職場や外出している可能性もあります。自宅に1週間分の生活必需品があっても、家に戻れないことには使えません。私の家は、都心部から15キロ、徒歩4時間で戻れるます。家族に、道筋を教えておこうと思いました。

時を同じくして、父の逝去を契機に実家のマンションの遺品整理を始めました。自宅から25キロ離れた郊外にありますが、地盤の固い地区なので家族の避難場所に活用することも検討しています。こうやって毎年社会や家庭の変化に応じて、一つずつ備蓄品や対応策を増やしていくことで、緊張感を持つと共に、いざという時に備えたいと思います。

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