ミャンマー中部を震源とする大地震が発生し、未だ多くの行方不明者を捜索が続けられていると報道がありました。本日は、大地震が発生した際に、起こすべき行動について、ミャンマーの生存者の視点で考えてみます。
最も衝撃的な報道映像は、ビルの崩壊の瞬間でした。これに巻き込まれたら命がないと感じました。生存者のコメントによると、大きな揺れがあってから30秒から40秒ほどで倒壊が始まったとのことです。
日本国内で大地震が起こったら、緊急速報が鳴り、身をかがめたり、部屋のドアを開けたりし、頭を防御するのが初動です。最初の揺れが収まったら、建物が頑丈な構造でなければ外へ出るという行動が、生存率を高めるかも知れません。
建設作業中の建物が崩壊する報道映像も流れていました。建設中の建物はもちろん、大規模修繕中や道路工事中の場所から離れることも、生存率を高めそうです。地面をゆっくりと揺らすような地表に近い震動があると、大きな被害に繋がるようです。
親族の行方を探している報道映像も、多く流れました。同居の家族とは、スマホを通じて連絡が取れる準備の必要性を感じました。自宅が被害に遭った場合に、近隣の避難所へ集合すると決めておけば、いざという時の行動に迷いがなくなるでしょう。
いずれにしても、行動指針となる考え方を体得しておくことが、命を守ることに繋がると考えます。”いざ”を先送りにしないで、”いま”準備し、確認しておくことが大切だと、改めて感じました。
被害に遭われた方が、一人でも多く生存していることをお祈り申し上げます。



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