年々、地球的上の気候が変動している旨の報道を多く目にします。我々が生活している中においても、少しずつ感じることが増えてきました。本日は、最近感じた気候変動への対応について、コメントします。
夏になると、毎年複数の台風が日本列島やその近海を通過して、生活に被害を与えています。台風の特徴は、強い低気圧による強風が、海面の水分を上空へ持ち上げて、起こした風の力を使って、広範囲に強い雨と突風をもたらします。その進路は概ね把握できており、極端に強く大きな台風を除き、我々には備える時間があります。
一方、最近増えている線状降水帯は、発生する可能性があると予報できる時もありますが、急な天候の変化により、狭い範囲に対して短時間に豪雨と強風をもたらし、河川の氾濫や道路の冠水などの被害が生じます。我々には備える時間が少なく、対策も限られています。
長期間で考えると阪神淡路大震災や東日本大震災のような震度7を超える大地震を除けば、地震そのものによる被害は限定的になりました。しかし津波による被害は、広範囲に及び、ライフラインと人命を失うほど大きくなっています。
話は変わりますが、最近、二つのドーム球場でプロ野球を観戦しました。東京ドームは完全密閉型で冷房完備があり、快適でした。一方、ベルーナドームの側面は天然の風が入る一部開放型で、座席に外気が入り、猛暑に堪え切れずに途中退席しました。猛暑日という気候変動は、冷房が対策として効果があると身体で感じました。
我々が遭遇している気候変動は、生活環境に被害を与えます。最近の気候は、我々に準備する猶予を与えないものが、増えてきました。予報や報道を耳にしたら、安全な建物の中に入る、河川や海などの低い土地から離れるなど、その時々で個人が適切な行動をすることを求められているように感じます。
昨年は、街中や工場地帯などで発生した火災よりも、山林火災の方が広範囲に被害をもたらしていると報道を目にしました。気候変動は、災害がもたらす範囲と生じるリスクも変わってきています。我々に対応の変化が求められていると、強く感じます。
安全運転講習など、自分の対応すべき行動指針を学ぶ研修があります。もし、気候変動をパッケージにした危険回避講習という研修があれば、ぜひ参加して現代の安全パッケージを習得したいと思います。結論が曖昧な文面になりましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。



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