4月に代理店がすべきこと

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4月は、代理店経営にとって最も重要な月です。この時期に何を整えるかで、1年間の品質・効率・評価制度対応が大きく変わります。すでに年度計画を策定済みの代理店が多いと思いますので、今日はその次に進むための「4月に必ずやるべき実務」を整理してみます。

1.昨年度の振り返り
昨年度の実態を正しく把握しない限り、今年の改善テーマは見えてきません。まず着手すべきは、昨年度の振り返りです。特にデータ系は、2月末時点で主要な数値が揃っています。各保険会社オンラインからダウンロードできるデータから、自社の実態を把握します。これは、感覚ではなく、事実で現状を把握するためです。 改善テーマは、データを見なければ見えてきません。
<振り返るべき項目>
 〇 契約手続きのミス件数
 〇 お客様の声(件数・内容)
 〇 ご不満とお褒めの件数
 〇 ご不満に対する改善活動の有無

2.当年度の自己点検シートを確認する
次に、各保険会社の当年度版の自己点検シートをダウンロードします。自己点検は、評価制度の土台です。設問の変化は、保険会社が今年重視するポイントそのもの。ここを押さえずに進むと、後半で必ず苦しくなります。
<確認すべきポイント>
 〇 重点項目の変更点
 〇 昨年度と比較して、設問が変わった点
 〇 新たに加わった項目・設問

3.昨年度の指摘事項と改善状況の確認
昨年度の自己点検結果や、保険会社からの指導・指摘を振り返ります。去年の宿題を残したまま新年度に入ると、必ず評価に影響します。未改善項目は、今年の最大リスクです。
<やるべきこと>
 〇 未改善項目を年度計画に組み込む
 〇 指摘された項目の一覧化
 〇 改善状況の確認(完了/未完了)

4.募集人資格・研修の年間実施計画策定と指示
研修は後回しにすると必ず詰まります。第一四半期に計画を立てておくことで、年間の負荷が大幅に軽減されます。
<確認すべき内容>
 〇 研修テストの数とおおまかな量の把握
 〇 役員・従業員の募集人資格の更新期限
 〇 各保険会社の研修項目数
 〇 e-learning のスケジュール
 〇 「いつまでに」「何を」「どれだけ受講するか」を明確に指示
 〇 年間の研修計画を作成し、従業員に共有

5.3月・4月の保険会社発信情報を確認する
3・4月の情報は、最も抜け漏れが起きやすい部分です。ここを見落とすと、取組みが遅れます。4月に情報を揃えておくと、以降が圧倒的に楽になります。
<確認すべき情報>
 〇 各社の代理店向け資料・動画・説明会情報
 〇 新年度の重点項目
 〇 ルール変更がないか
 〇 新しい取組み
 〇 注意喚起

<まとめ>
4月は、代理店の体制を整える月です。
 〇 データで昨年度を振り返る
 〇 自己点検の変化を押さえる
 〇 指摘事項の改善状況を確認する
 〇 募集人資格・研修の年間計画を立てる
 〇 保険会社の発信情報を整理する
この5つを4月に整えておけば、業務品質・効率・評価制度への対応が驚くほど安定します。代理店経営は、最初の月で勝負が決まります。今年も良いスタートを切っていきましょう。

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