久しぶりに、保険代理店さんの体制整備シリーズです。最近、保険代理店主様のお悩みについて、伺う機会がありました。本日のテーマは、「これから、何をすれば良いのか?」です。
保険業法改正以降、社内ルールを整備し、周知徹底を行いました。FD宣言やKPIの策定も行いました。保険会社からの提案や指導に基づき取組んでいるつもりですが、一方で、募集人や管理職のレベルが上がったようには思えず、お客様からのご不満、契約の説明誤り・手続き漏れなどの事象も減っていません。代理店の挙績は大きくなりましたが、他代理店からの転入による損保挙績の拡大と、主力メンバーが特定の生保商品の新規を増やしている状況です。これから何をすれば良いのでしょうか?
企業理念や経営理念に基づく事業活動ができているかを把握して、改善が必要な項目を見つけ出し、社内ルールや仕組みの見直しを行い、管理職や募集人へ教育を行って、その状況を管理して、不足があれば指導を行うことに尽きると思います。理念に基づく事業活動ができているか把握する手法や手段が、相応しいものか、確認したことがありますか。
お客様に安心と安全を提供すると言っているのに、お客様からのお声を記録する件数を社内目標に掲げて、その達成をもって安心と安全を提供していると考えていませんか。記録すべきは、安心と安全を提供しているかの証左、言い換えれば商談記録では、ないでしょうか。商談記録は全体の何割を記録すれば良いものではなく、契約内容の変更や解約・解除に至るまで、全件記録するものです。
お客様により高いサービスを提供すると言っているのに、保険会社がお薦めしている特約の付帯率や、新規件数などで評価していませんか。より高いサービスとは、個人・法人別に必要な補償を定期的に提示して総合的なリスク状況を説明したり、お客様が代理店さんへ確認せずとも、ご自分で直接契約内容を確認できるような制度をご案内して、お客様がご自身で使えるようにすることではないですか。
従業員の満足度向上を掲げているのに、満足度が高まる取組みの状況を定点観測していますか。昨今の働き方改革を踏まえて、副業の有効活用、休暇取得の推進、育児・介護休業法に基づき、男性の育児休暇取得促進や介護休暇を取得しやすい環境を整えていますか。
「これから、何をすれば良いのか?」と考えるのであれば、上記のとおり、企業理念や経営理念の実施に必要な取組みの実施状況の把握を行い、改善すべき点を洗い出し、組織を挙げて改善のサイクルを進めることが、最善の方法では、ないでしょうか。当センターへご相談いただければ、現状把握についてご支援すると共に、企業理念や経営理念の実施に必要な取組みについて、一緒に考えます。



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