2024年シーズンにおけるプロ野球の観客動員数が、実数発表を開始して以来、過去最高になった旨、報道がありました。本日は、観客動員数対策について、観る側の立場で考えてみます。
プロ野球の球団の収入の多くは、ホームゲームにおける収益と広告宣伝費用で構成されています。観客動員数が増えれば、チケット販売収入、球場内における飲食やグッズやお土産の販売収入、広告宣伝収入が増えます。
観客動員数は、球場に行きたいと思う気持ちと、球場への入場可否で決まります。球場に行きたいと思わせる要素としては「強い、人気、快適、応援、近い、行き帰りのスムーズさ、観客席の多様化」などがあります。「弱い、レジェンドやスターがいない、春秋に寒く夏暑い、施設が汚い、往復交通機関が混み合う、応援が迷惑、観客席で楽しめる景観や画像がない」などが阻害要素です。球場の入場可否とは、入場可能人員数と試合途中でも入場する機会の有無などです。
観客動員数は、観客席の大きさに比例します。しかし、大きな球場になれば、自ずと選手までの距離が遠くなりがちです。遠くなれば、エキサイティングなプレイがあっても、感動が伝わりにくくなり、魅力が削がれます。
観る側の勝手な要望としては、観たことのない景色で観たい、臨場感を味わいたい、見逃したプレイもその場で観たい、天候や気温に左右されない環境で観たいのです。試合は、休日や仕事帰りの大切な時間を過ごす時間です。観る側の意見を球場の改善やサービス向上に繋げて欲しいと思っています。
例えば、以下のような環境があれば、もっと行きたくなると思います。
〇 外野手目線映像が近くで見える
〇 主審の目線映像が近くで見える
〇 リプレイ映像が近くで見える
〇 トイレが近い、飲食ショップが近い
〇 階段と高低差が少ない



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