いま、気をつけたいこと

coworkers talking at a cafe

3月に入り、想定外の事象が次々と起きています。アメリカとイスラエルによるイラン首脳の暗殺と中東情勢の緊迫、原油高騰に伴う日本株・債券・円のトリプル安、季節外れの雪、WBC一次リーグの混戦──。 世界も国内も、予測不能な動きが続いています。企業にとって3月は、年度末決算を控えた繁忙期です。ただでさえ判断負荷が高い時期に、想定外の出来事が重なると、人はどうしても“判断の質”を落としやすくなります。

1.忙しい時ほど、判断が歪む
早く片づけたい、これ以上問題を増やしたくない、いつもより視野が狭くなる、「まあいいか」という甘えが出るなど、ビジネスに携わる人々には、心理的に追い込まれることがあります。こうした心理は、誰にでも起こります。むしろ、忙しい時ほど人は弱くなると言った方が正確です。

2.想定外の時に必要なのは、“事実の整理”
不安や焦りが強いと、事実と感情が混ざりやすくなります。 まずは、
 〇 何が起きているのか
 〇 どこまでが事実で、どこからが憶測か
 〇 影響はどの範囲に及ぶのか
これらを落ち着いて整理するだけで、判断の質は大きく変わります。

3.忙しい時ほど、“仕組み”に頼る
人の判断は環境に左右されます。 だからこそ、判断基準、チェックリスト、相談ルート、決裁フローなどの仕組みが役に立ちます。こうした“先に決めておく仕組み”が、想定外の時に組織を守ります。忙しい時ほど、仕組みの価値が際立ちます。

4.一人で決めない
想定外の時ほど、複数の視点が必要です。 経営者は孤独になりがちですが、相談できる相手、事実を一緒に整理してくれる人、違う角度から意見をくれる人の存在が、判断の質を支えてくれます。

<まとめ>
3月は、企業にとってただでさえ負荷の高い時期です。そこに想定外の事象が重なると、判断の甘さや逃げが生まれやすくなります。しかし、
 〇 事実の整理ができる
 〇 仕組みへの依存ができる
 〇 複数の視点 これらを意識できる
以上の行動だけで、判断の質は守れます。不確実性は避けられません。しかし、経営者の冷静さは、組織を安定させる力になります。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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