大谷ピンチ

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大谷選手の専属通訳が、巨額の窃盗の疑いで球団から解雇されました。専属通訳が違法賭博で作った借金の返済が、大谷選手の口座から送金されている模様。大谷選手は、MLBの調査対象になっています。事実関係が明らかになり、法令、MLB規約の両方に違反行為がないと伝わるまで、大谷選手はピンチな状態です。

企業経営の中で、いきなり報道から取材を受けて、法令違反や倫理に反する言動について、問い詰められることがあります。即答できる内容でない限り、調査して報告すると回答することになります。

急いで調査して回答して済ませたいところですが、法令と倫理に抵触する部分がないかを全てに亘って確認しないと、なかなか回答できる状態には、なりません。一方、合法な言動と分かるまで報告しないという選択肢は、得策ではありません。

そこで、数日以内に会見等の公の席で説明責任を果たすという選択肢が有効です。その間にすべきことは、事実関係の把握、関係者の証言による裏付け、法令や倫理観に対する考え方を整理することです。

説明責任を果たすとは、それまで把握できた事実関係、不明な点があれば全容解明が可能な時期について、説明することです。その際、関係者の証言は、信ぴょう性に欠ける可能性があります。急に疑われた場合に、自らを守ろうと発言し、事実や趣旨を正確に証言していないかも知れないからです。

公の場で会見等を行う目的は、自社を守り、善良な企業であることを説明することでは、ありません。自社が適正か否か、善良か否かは、あくまでも社会が判断することで、言及する必要はありません。

大谷選手が説明すべきは、専属通訳が球団から突然に解雇された、調査対象に自身が含まれれば、全面的に協力すると宣言することです。調査協力を優先したい旨を説明し、事実関係に関わる発言は、調査機関に回答するので、この場での回答はご容赦いただきたいと言えば良いです。

大谷選手に笑顔が戻ることを期待しています。

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