大規模代理店への新たな体制義務

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2025年改正では、特定の大規模乗合代理店に対して、「法令等遵守責任者」や「統括責任者」の設置が義務付けられます。「うちは中小代理店だから関係ない」と感じている方もいらっしゃるかもしれません。ですが、今回の改正では“組織的に業務運営ができているか”が問われるようになります。実際には「規模に関係なく、組織的な業務運営ができているか」が問われるようになります。つまり、中小代理店でも、“自社の規模に応じた責任体制”があるかどうかが重要になります。

<具体的に求められる体制とは>
 〇 社内のルール作成・監視を担う責任者の設置
 〇 苦情対応・兼業業務のチェック体制
 〇 教育・指導の仕組み
 〇 上記設置・体制・仕組みの趣旨に基づく適正な運営

<経営者が意識すべきポイント>
 〇 代理店内に「守るべきルール」と「監督する役割」を明確にする
 〇 責任者が複数業務を兼ねすぎないよう、業務負荷を整理
 〇 苦情対応の流れを整備し、契約者対応の質を向上させる

改正の趣旨としては、責任者の肩書きを設けることではなく、実際に責任者が機能して運用できる体制にすることが求められます。今回の改正では、大規模代理店だけに必須化していますが、規模の小さな代理店でも必要な業務運営であることは、間違いありません。中小規模の代理店においては、必須化にならないうちに「実態ある体制」として評価される仕組みづくりをしておくことをお薦めします。

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