大地震、いま、代理店がすべきこと

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東北・北海道地区で大地震が発生しました。幸いにも人への被害は報じられていませんが、近年は全国各地で震度5以上の地震が頻発しており、「いつどこで起きてもおかしくない」状況が続いています。こうした事象が起きた時、保険代理店には重要な役割があります。それは、お客様の“いま”の不安に寄り添い、生活を守るための備えを提案することです。本日は、地震発生直後の今だからこそ、代理店が取り組むべきポイントを整理してみます。

1.地震保険の加入状況と補償内容の確認
大地震のニュースを見たお客様は、必ずと言っていいほど「うちは大丈夫だろうか」と不安を抱きます。その不安に寄り添い、現状の補償が適切かどうかを一緒に確認することが、代理店の大切な役割です。特に確認すべき点は以下のとおりです。
 〇 地震保険に加入しているか
 〇 保険金額が適切か
 〇 建物・家財の補償バランス
 〇 免責や支払条件の理解度
「加入しているかどうか」だけでなく、“生活再建に足りる補償になっているか”を丁寧に確認することが重要です。

2.保険金額・補償内容の見直し
地震が起きると、火災保険の補償内容についても関心が高まります。 特に、以下の点は誤解が多く、丁寧な説明が求められます。
 〇 地震が原因の火災は、火災保険では補償されない
 〇 建物評価額と保険金額の乖離がないか
 〇 家財の保険金額が不足しているケース
 〇 水災・風災など他の自然災害リスク
地震をきっかけに、「本当にこの補償で生活を守れるのか」を一緒に考える機会になります。お客様に寄り添うとは、こういう活動のことも指しています。

3.家具の転倒防止や減災対策の情報提供
保険は「万が一の備え」ですが、代理店ができることはそれだけではありません。 お客様の命を守るための “減災情報の提供” も、代理店の重要な役割です。例えば、
 〇 家具の転倒防止器具の設置の推奨
 〇 転倒防止器具の販売先情報の提供
 〇 ガラス飛散防止フィルム
 〇 非常用持ち出し袋の準備、購入先情報
 〇 家族での避難ルート確認
 〇 スマホの防災アプリの紹介
 〇 保険会社のアプリの使い方の説明
こうした情報は、保険以上にお客様の生活を守る力を持っています。代理店が発信することで、お客様の防災意識は確実に高まります。

4.地震直後の「お客様フォロー」を優先する
大きな地震が起きた直後は、「うちは大丈夫ですか」「保険は使えますか」といった問い合わせが増えます。このタイミングで、
 〇 既契約者への安否確認
 〇 補償内容の簡易チェック
 〇 必要に応じた事故受付の案内
こうしたフォローを行うことで、「この代理店は本当に頼りになる」という信頼が生まれます。こうしたフォローの有無が、代理店の価値を決めると言っても過言ではありません。

5.“売る”のではなく、“守る”姿勢を示す
地震直後の提案は、誤解されると「売り込み」と受け取られる可能性があります。 だからこそ、代理店が大切にすべき姿勢は一つです。
  「お客様の生活を守るために、必要な情報を届ける」
この姿勢が伝われば、提案は“売り込み”ではなく“支援”になります。

<まとめ>
大地震が起きた時、代理店がなすべきことは明確です。
 〇 地震保険の加入状況と補償内容の確認
 〇 火災保険の保険金額・補償内容の見直し
 〇 減災対策の情報提供
 〇 既契約者へのフォロー
 〇 売り込みではなく“生活を守る姿勢”を示す

地震はいつ起きるか分かりません。だからこそ、代理店が「いま」動くことに意味があります。お客様の不安に寄り添い、生活を守るための備えを一緒に考える。その積み重ねが、代理店としての信頼を確かなものにしていきます。この活動ができない代理店さんは、「後発地震情報」の趣旨や必要な行動について説明しては、いかがでしょう。メールアドレスを知っているお客様だけでも、こういった活動をしていけば、お客様との信頼関係を築くきっかけになります。災害発生時は、お客様が学ぶ機会なのです。

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