コロナ禍が長期化して、リモートワークが一定の割合を占める企業が、増えてきました。週1日、週2~3日、ランダム、全日数など様々です。本日は、リモートワークの活用法などについて、考えてみます。
第一は、ZoomやTeamsなどを活用して、上司や先輩と1対1で対話や相談できる環境を作ることです。サボりを心配する上司ほど、一人ひとりとオンラインで対話して、業務の進捗状況、関係者や取引先の反応、感じていること、困っていることなどを聞いて下さい。決して、上司からの伝達や指示には使わないで下さい。そうすれば、働き方が把握できることに加え、メンバーの気持ちや心配事に寄り添って同じ側にいることが可能になります。出社日なら、直接面談や昼食時に、時には居酒屋で聞かねばならないのに、多くはオンラインで解決します。解決しない場合は、メンバーへ直接面談の希望有無を確認して対応します。上司本人のヒアリングスキルが足りない場合は、ノウハウ本を読めば解決します。
第二は、時間の有効活用です。会議が続いても、移動時間なく次の会議へ参加できます。また、半日出社、半日リモートを活用すると、時間を有効に活用できます。頭が冴えている早朝にリモートで難しい仕事や考える作業を進め、昼前に出社すれば同僚とランチすることも可能です。午後は会議や打合せ、会社でなければできない業務に集中すれば、飛躍的に業務が効率化します。
第三は、コミュニケーションの活性化です。直接会うコミュニケーションとオンラインコミュニケーションの使い分けをメンバーへ提案すれば、良いのです。具体的には、部署の会議の際、予めテーマに入れて、有効に使い分けるには、どういう使い方があるかを考えてもらい、論議します。メンバーの意見により、各自がどういう使い方を求めているのか把握できます。他のメンバーのやり方に共感して、自分の使い分けを変える人が現れれば、即刻効果が出ます。直接面談を多く求めるメンバーには、上司は出社日を合わせておき、会社へ声を掛ければ良いでしょう。
要すれば、リモートワークの活用は、経営者やリーダーの力量次第です。工夫しながら、メンバーの気持ちに寄り添いながら、適宜活用法を見直していくことが大切です。管理職向けのコンプライアンス研修の際にも、必要に応じてリモートワークの活用をディスカッションテーマに入れることも、良いかも知れませんね。



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