WBCへ出場して世界一に貢献した野球選手が、強制わいせつ致傷の疑いをかけられています。女性からの被害届を受けて、警察は当該選手に事情聴取を行った模様です。本日は、有名なプロスポーツ選手が、スキャンダルを起こす要因や機会について、考えてみます。
スポーツ選手や芸能人は、顔を知られており、仕事や試合の結果を報道されます。その言動が与える影響が大きいことから、ニュースソースとしての価値を持っています。報道機関、特にスキャンダルを掲載する報道機関は、ターゲットとして絶えず狙っています。
一方、当の本人は、仕事や試合が終わると心は一般人に戻ります。その時、少しだけ「この程度は許されるだろう」と頭によぎることがあります。そういう心の隙間ができた時、親しい知人との間で、いつもと異なる環境や場面が起こると、間違いが起きやすくなります。
多くの人は、コンプライアンス研修にて、自分だけは大丈夫なんてことはなく、一般人より高いモラルと言動が求められていることを学んでいます。しかし、研修内容を腹に落とし込んで理解していないと、プライベートの時には研修内容が忘却の彼方にいってしまいます。
それゆえ、コンプライアンス研修において、間違いや誤りが起きやすい環境を想定して、意見交換しながら、発言や行動に気を付けるべき倫理観や、リスク感応度を高める訓練をしておかねばなりません。研修講師の話を聞くだけでは、腹に落とし込んだ理解ができないのです。
また、仮にそういう疑惑を持たれた場合には、隠したり繕ったりせずに、所属の球団や事務所、マネージャーなどに全てを打ち明けて相談します。トラブルの相手がいる場合は、相手の主張や事実関係の擦り合わせを行うなど、トラブルから逃げない姿勢が何より大切です。
今回の選手が、十分に適切で、社会の信頼を失わない事後対応ができることを望んでいます。それにしても、私が応援しているこの球団は、どうして毎年選手のコンプライアンス問題が発生するのでしょうか。毎年コンプラ研修を実施しているだけなら、十分ではないと思われます。



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