実家じまい

gray wooden sideboard

昨年、父が逝去して、実家に住む人がいなくなりました。私が週に1泊以上は実家で生活し、年明けから実家じまいを始めました。本日は、業務を離れて、実家じまいについて、コメントします。

実家じまいは、相続、周知、仕訳、整理、廃棄に分けて進めることにしました。父の相続人は私のみなので、親族による相続トラブルはありません。父の口座があった信用金庫の方から助言をいただき、法律文言を苦にせず文書作成業務に慣れていれば、法務局へ数回通って自分で相続登記を行うことは可能とのことでした。お陰様で手続きは自分で行い、費用を節約できました。電気、ガス、電話、水道、インターネット、火災保険などは、一覧表で管理しながら手続きを行いました。

周知とは、実家を売却か保有かにつき家族と決定し、ご近所などの関係者へ情報を共有することです。実家は、40数年経過した庭付きマンションです。大規模修繕直後のため外観は綺麗ですが、室内をリノベーションしないと売却できません。そこで、売却か保有かの決定は後回しにして、リノベーションを進める方向としました。ご近所などの関係者には御礼も兼ねて訪問し、説明してきました。

仕訳とは、実家の内外にある所有物を大まかに把握して、保有、売却、廃棄、持ち帰りに分けることです。亡き母のモノは全て廃棄したと聞いていましたが、手作りのセーターだけ残っていて、思わず涙がこみ上げたので保有としました。仕訳は緩く決めておき、状況変化に応じて変更すると決めるとスムーズに進むようです。

整理とは、どのような形や収納で保有するか、売却する業者の決定、廃棄の種類とスケジュールの確認、自宅へ持ち帰るモノに整理して一覧にすることです。アップライトピアノと電子ピアノがあったので、売却業者を探す作業も必要でした。ここまでは並行して進めていますので、頭の中に詳細なイメージが出来てきました。

廃棄とは、廃棄実務です。役所のホームページから廃棄してくれる環境センターを調べます。燃やせるゴミと燃やさないゴミは、別の場所で廃棄と決まっていました。別居の親族が廃棄する場合は、死亡診断書、関係が分かる公的書類、本人確認ができる証明書を持参する必要があると書いていました。役所管轄のセンターですから、住民のゴミ以外は廃棄しないという世間の常識を学びました。

まだ、実家じまいの途中ですが、少し進みだすと自ずと元気が出てきます。思い出を感じながら廃棄したり、保有するモノを選別したりすると、いかに家族が大切なものであるか理解が深まりました。こうやって遺族に遺品整理をさせることで、家族を守る気持ちを継承していくのかも知れません。時間をかけて楽しみながら、仕舞わせることにします。

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