今年もさまざまな出来事がありました。 企業の不祥事、SNSの炎上、交通事故、自然災害、そして新しい技術の急速な普及。 これらは一見するとバラバラの出来事に見えますが、共通しているのは「信頼」というキーワードです。
信頼は、積み重ねるには時間がかかりますが、失うのは一瞬です。そして今年の社会の出来事は、そのことを改めて私たちに突きつけた1年だったように思います。本日は、今年の社会的な出来事をいくつか取り上げながら、そこから見えてくる“信頼の本質”について考えてみたいと思います。
1.企業不祥事が示した「内部統制の脆さ」
今年も、大企業での会計不正や内部統制の崩壊が相次ぎました。 海外子会社での不適切な処理、現場任せの運用、チェック機能の形骸化——。これらの問題は、規模の大小に関わらず、どの組織にも起こり得るものです。特に印象的だったのは、「経営者が見えていない領域ほど、リスクが大きい」という現実です。内部統制は“仕組み”だけでは機能しません。日々の行動、現場の文化、管理職の姿勢——。こうした“目に見えない部分”が、信頼を支える土台になります。
2.SNS炎上が示した“個人と企業の境界の曖昧さ”
今年は、個人のSNS投稿が原因で企業が特定され、批判を受ける事例が多く見られました。本人は「会社名を書いていないから大丈夫」と思っていても、 プロフィール、写真、友人関係、投稿内容から、簡単に特定されてしまう時代です。つまり、個人の行動が企業の信用に直結するという現実が、より鮮明になった1年でした。これは、企業にとっても、従業員にとっても、決して他人事ではありません。
3.AIの急速な普及が浮き彫りにした“情報の真偽と倫理”
今年は、生成AIが一気に普及し、便利さと同時に新しい課題も見えてきました。
〇 情報の真偽
〇 著作権
〇 プライバシー
〇 倫理的な判断
技術が進化するほど、私たち自身の判断力が問われる場面が増えています。“便利さ”と“リスク”をどうバランスさせるか。来年以降も、重要なテーマになりそうです。
4.自然災害・事故が示した「危機対応の差」
今年も、自然災害や事故が多く発生しました。その中で、企業や自治体の対応の差が、はっきりと見える場面がありました。
〇 情報開示のスピード感
〇 説明の透明性
〇 判断の一貫性
これらはすべて、信頼を守る行動です。危機のときこそ、経営組織の本質が問われます。平時の準備と、日常の積み重ねが、非常時の対応力を決めます。
<まとめ>
今年の社会の出来事を振り返ると、 どの出来事にも共通していたのは、「信頼は日常の行動でつくられ、日常の油断で失われる」 ということでした。
〇 企業の不祥事
〇 SNSの炎上
〇 情報リスク
〇 危機対応
これらはすべて、特別な場面ではなく、“日常の延長線上”で起きています。来年も、組織として、個人として、日々の行動を丁寧に積み重ねていくことが、信頼を守る最も確実な方法だと感じています。今年も1年間、ブログを読んでいただき、ありがとうございました。来年も、現場に寄り添った視点で、皆さまのお役に立てる情報を発信していきたいと思います。



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