県道が陥没し、走行中のトラックが転落した事故において、老朽化した下水道管の腐食が原因ではないかと言われています。全国各地で下水道管の老朽化が目立つ中、設備更新や改修への投資はなかなか進んでいない状況だそうです。本日は、下水道管の老朽化を通じて、社会が求める事業開発について、考えてみます。
下水道管の寿命は約40年、上水道管は約50年ですが、今回事故が起きた箇所は寿命に至っていないそうです。全国各地の下水道管は、50年から60年前に埋設したものが多い一方で、交換工事は予算不足、工事人員不足などもあり、進んでいないと報道で知りました。
昨今の日本は、出産数の低下に伴う人口減少が進んでいます。下水道管は、全国あらゆる所にありますから、人口密集地や過疎地に関わらず必要です。今後、このような事件が起きないように、最低限の交換工事を行う為には、予算と工事人員の確保が必要です。工事費用の財源は税収ですから、人口減少を補う税収が必要です。
更に、コロナ禍の辺りから、在宅勤務が進み、地方移住して主に在宅勤務を行い、必要に応じて月に数日出社する働き方も増えました。完全地方移住する数も少しずつ増えています。中には過疎地と言われる地区に、移住する方もいるでしょう。
下水道管は、全国民に等しく必要な生活ツールです。交換寿命を大幅に伸ばすに必要な新しい下水道管を生成AIを使って開発でもしないと、いずれは今回の事故と同様な事象が、頻発することが容易に想像できます。
新しくできたコンクリートの補修剤には、コンクリートの寿命を大きく伸ばす効果があるそうです。錆びない、腐食に耐えられる下水道管は、社会から求められる商品ではないでしょうか。
下水道管の異常値を感知して、その工事費用を担保する保険商品を開発することも、考えられます。工事に必要な工員数が、半分になる工事プロセスを開発することも、陥没事故の被害者を早急に引き上げるツールの開発も、社会は必要としています。
コンプライアンス経営とは、社会が求める姿、社会常識に合った経営スタイルです。あらゆる業種の企業が、一つの事件を契機にして、自社の強みや開発力を活用して、事業開発を進めることで、人口減少や地方移住などの対策にも通じます。
一日も早く、今回の事故に巻き込まれている運転手の方が、無事に生還できることを心よりお祈り申し上げます。



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