コロナ禍の巣ごもり生活が終わり、少しずつ外出する機会が増えてきました。先日、来店型店舗におけるイベント開催について、ご相談がありました。本日は、店舗イベントについて、考えてみます。
店舗イベントの開催目的は、お客様との面談機会の創出です。最近、都市部を中心にして、自宅に訪問されることを嫌がるお客様が増えてきました。1階に共同利用の会議室や面談室を設置しているマンションは、自宅内には他人を入れたくないという趣向に対して、考えた対策です。
自宅内への訪問は断るが、ご自身の生活を阻害しない程度なら、店舗での商談は構わないと言うお客様は、一定程度いると思われます。ただ、来店する動機を提示しないと、お客様には、来店する理由が出来ません。そこで、来店型店舗を運営する企業は、イベントを開催しています。
こういう図式を踏まえて考えると、現在行われているイベントには、理解できます。私なりに考えてみると、一般のお客様やご家庭において、困っていることや、知っておきたいことで、質疑応答ができるテーマが、イベントに適していると思われます。
例えば、金融リテラシー向上(新型NISA、投資信託)、公的年金制度、家庭内や企業におけるリスクと対策、住宅修理業者の選び方、チラシ勧誘に騙されないスキル、オレオレ詐欺に気付く為の両親への説明の仕方、電話・スマホ・Wi-Fiの見直しに必要なスキルなどのテーマは、いかがでしょうか。
イベント開催側は、自らの能力やスキルで実施可能なイベントを考えますが、お客様側が、店舗へ足を運ぶ動機になるテーマを選定することが、適していると思います。
また、同じテーマは、3か月くらいは連続で開催することも、お客様にとってウェルカムだと思います。良いテーマだと思っても、他の予定や飲み会などの先約があり、動機はあっても、来店できない事情があるかもしれないからです。いずれにしても、お客様側が困っていること、知りたいことをテーマにして動機を創出し、来店する機会を増やして来店ハードルを下げることが大切です。
イベントの中身については、必要な知識だけを収集してお伝えする、既存の業者の目線では行わない、60分から最長でも90分程度の時間に抑えることなどに気を付ければ、専門的や先進的な内容でなくとも、構いません。お客様が期待しているのは、プロの知識ではないからです。



コメント