保険代理店さんの中には、独自の業務フロー、専用チェックシート、ダブルチェック体制など、保険種目別に幾つもの社内ルールを設けていると存じます。本日は、こうした代理店さんにおいて、活用できる体制整備の手法をご説明します。
まずは、どんな業務フロー、専用チェックシート、独自の社内ルールがあるかを把握してください。次に、それができた背景となった事象が何かを確認すると共に、既往1か年間においてその事象が発生していないかを確認してください。
既往1か年間において、その事象が発生していない場合には、廃止の検討を行ってください。廃止してもお客様にご迷惑をおかけしない、言い換えれば、意向把握・確認誤りが起きないことが判断基準です。
廃止の判断はできないが、新人や中途入社の方以外には、もはや不要と考える場合には、その旨を検討してください。検討結果については、社内メモ(方針伺い)を作成して、決裁者(代理店主宛)の承認を得て保管してください。
こうやって、社内ルールや業務フローの見直しを行うとともに、代理店さんの中で募集品質が統一できる仕組みを作っていくことで、体制整備を行い、自社の企業理念の実現に向けて進めてください。その際、社内メモという形で記録を残すことを必ず行ってください。



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