無線LANを使用するリスク

外出中にスマホを使う際、ホテル、レストラン、カフェや公共機関などに設置している無線LAN（Wi-Fi）に接続ができる旨、表示されることがあります。本日は、無線LANを使用するリスクについて、考えてみます。

無線LANは、電波が届く範囲であれば、誰でも接続できます。セキュリティ機能がないと、第三者が無断で接続することが可能で、パソコンに⼊っているデータを⾒られたり、個⼈情報が悪⽤されるおそれもあります。

空港、カフェ、駅、図書館などで、事前申込等も不要で、誰でも無料で利⽤できる無線LAN（Wi-Fi）は、気軽に接続できる便利さの反⾯、通信の内容が暗号化されないため、通信の内容を誰でも⾒ることができるそうです。

そこで、無線LANに接続する際の注意点について、調べてみました。
１．接続する際に、パスワード設定がない無線LANには、接続しない。
２．暗号化方式が、WPA2またはWPA3の無線LAN以外は、接続しない。
３．業務で使用している無線LANは、お客様には開放しない（使用させない）。

１．は多くの場合、接続スポットに鍵マーク（🔓🔏）があります。２．は暗号化方式を自らプロパティを確認しないと分からないので、出来ない場合には仕方がないと考えます。３．はお客様のパソコンを通じて、情報流出することを防ぐためです。

私は、外出先でパソコンを使う際には、自分のスマホのデザリング機能を使うようにしています。もちろん自分のスマホがウイルス感染していないことが前提ですが・・・

情報セキュリティに関して起こるリスクは、いつまでも同じとは限りません。新たな事象や事件が起きると、セキュリティが強化されることがあります。機会がある都度、新しい情報を得て、リスクを小さくする努力も必要かも知れませんね。