福岡県北九州市において、ファストフード店のカウンターに並んでいた中学生の男女が、入ってきた男に突然に刺されました。女子学生は死亡、男子学生も重症を負いました。本日は、この事件について、コメントします。
北九州市は、会社員時代に2回計9年間、赴任した愛着のある街です。今回事件があった場所は、小倉駅と小倉南区の住宅地を結ぶモノレールの直下にある場所です。隣駅のマンションに住んでいた時期もあり、慣れ親しんだ地区にほど近い場所です。
一般的に、集客型店舗は、国道・県道沿いの中心部に向かって左側の交差点角が、有利と言われています。今回の店舗も、その条件に合った場所にあります。近くの人が徒歩で来店するに加えて、クルマで来客する顧客も多い店舗と推察します。
北九州に住んだ過去の経験から申し上げれば、当該店舗があった側は、反対側よりも高リスクのエリアではなかったかと思われます。沿線の小倉寄りには競馬場があり、その周囲は道路が入り組んでいて、一般の人が入るには躊躇することがありました。
店舗から中心部方面には、監視カメラが少なかった模様です。店舗が途切れるところから先は競馬場ですから、平日は監視カメラが作動していない可能性もあります。公団の中へ逃げ込めば、監視カメラからも逃れるでしょうから、犯人の足跡を負う警察の悩みは尽きないと思いました。
犯人が、何かに取りつかれて殺人を犯したならば、冷静になった今、ぜひとも自首して欲しいと思います。これ以上、市民の不安を煽るような所作をしないことを期待します。安心と安全は、日本の美しさの原型であり、無料・無形のサービスです。住み慣れた街で起きた重大事件だけに、少し踏み込んだ記述もあります。不適切な記述があれば、ご容赦ください。
先程、犯人逮捕のニュースに接しました。亡くなった女子の命が戻る訳ではありませんが、街には平和が戻ります。警察の皆様、お手柄でした。ありがとうございました。



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