タイミーという働き方

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近頃は、働きたい時間帯だけ働き、自分の時間を有効に活用する生き方が、注目されています。タイミーという働き方で、幾つものバリエーションがあるようです。本日は、タイミーという働き方について、コメントします。

タイミーとは働きたい人が、希望する日時・場所・仕事内容を選んで、そのまま応募して勤務できる仕組みのことです。一般的には、アプリを使って仕事を探します。特徴的なのは「面接・履歴書なし」で即日働けることです。

形態は単発型で、1日限り、数時間の労働ですが、気に入ればリピーターになって、何度も同じ店舗で働くこともできます。学生、主婦・主夫、副業希望者、フリーター、無職の人、シニア、地方移住者、旅行者など、多様な方々が活躍しています。

働き手のメリットは、企業側から選ばれることなく直ぐ働くことが可能で、自分のスケジュールに合った時間を選べることです。報酬は即日支払、もしくは数日後振込と入金までが早く、色々な仕事を経験できることも魅力です。その代わりに、常に仕事がある訳でなく、雇用保証もない、スキルやキャリアには繋がりにくい、急なキャンセルはペナルティが重い(アプリの使用停止)という点を理解する必要があります。

企業側のメリットは、言うまでもなく固定人件費がなくなることです。自社の風土や働き手との信頼関係がないというデメリットはありますが、単純作業系労働で、経験値や職務の発展性がない仕事であれば、デメリットは小さくなります。

労働にスキルは必要ないという書き方をしましたが、あると便利なスキルとして、レジ打ちのキャッシュレス対応能力、接客スキル、パソコンスキルが高いと、選べる範囲が拡がるようです。

また、シニアの参画も多くなっているようです。年金生活費の不足分を補充、健康や外出を目的にしている人もいます。家の中にいると家族と軋轢を起こす可能性がありますが、短時間の外出で小遣いを稼ぐなら、家庭円満に繋がるのでしょうか。

大切なことは、自分の持っているスキルの認識と、仕事経験で得る生活の充実感だと思います。想像していたより重労働だったり、必要な労働スキルを習得できないと、楽しい働き方も苦しくなってしまうことがあるからです。

この働き方は、副業、シニア生活、即収入のいずれかを求める方には、居心地が良いでしょう。自分のライフスタイルに合わせて、仕事を選んでいくという働き方こそ、現代社会と個人の両方が求める形態なのかも知れません。

私も自分のスキルを活用して短時間、単発的な働き方をしていますが、私の業務領域に対して支払う費用対効果が明確でない、お客様とのWinーWinの関係が一般的な業種より見えにくい、職業として周知されていない等、劣る点が多くあります。この課題を解決するスキルや仕組みを提供できると、新しい業種が生まれます。こうやって、職業が増えていくのが、現代の特徴ではないでしょうか。

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