経営者向けのご相談の進め方

企業経営者向けのご相談の進め方について、ご説明します。

まず、企業理念について、お伺いします。企業理念は、経営トップが、従業員、お客様、ステークホルダーに向けて「こういう企業でありたい」という意思を伝えています。企業理念を理解したうえで、主な事業活動、売上構成、利益構成、規模、特殊性、最近のトピックスなど、お話いただきます。

その後、経営者の皆様が感じている課題認識やお悩みについて、お伺いします。具体的な課題がハッキリとしていない場合や、漠然とした不安がある場合は、直面するリスクを洗い出し、企業理念の実現に対する阻害要因について、意見交換させていただきます。そういった場合には、企業リスクマネジメントの全体像から掘り下げて考えていきます。意見交換をしながら、頭の中を徐々に整理していきます。

経営者の皆様が感じている課題認識やお悩みが、リスクマネジメントでは、どのように対応していくのが、より良い選択なのか、ビジネスパートナーとして一緒に考えます。コンプライアンス経営では、どこまで策を講じたら十分ということは、ありません。なぜなら、コンプライアンス経営とは、永続的に社会の要請に応えていくことだからです。

企業を取り巻くリスクには、「回避」「軽減」「移転」「保有」という選択肢があります。「移転」の代表的な例は、保険加入です。幸い、私は保険会社に36年勤務しており、うち20年間は法人営業部門でしたので、保険の種類や補償について、ご説明することが可能です。保険代理店さんとは異なる視点で、保険加入という選択肢が適切なのか、パートナーとして一緒に考えます。私は、代理店業を営んでいませんので、保険の加入をお薦めすることは、ありませんので、ご安心ください。

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