オンラインカジノ

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オンラインカジノに関わっていた容疑で、芸能人が警察から事情聴取を受けている旨、報道がありました。日本では刑法の賭博罪、常習賭博罪に抵触する法令違反です。本日は、オンラインカジノについて、考えてみます。

オンラインカジノに関わる入口の多くは、SNS広告からだそうです。ユーザーにオンライン上で掛け金という名の綺麗なお金を使わせることで、マネーローンダリングや闇バイト犯罪に引き込まれるリスクがあることも、容易に想像ができます。

当該芸能人が所属する事務所では、コンプライアンスの徹底を掲げていましたが、この程度の犯罪に対する禁止徹底もできていなかったことは、反省材料になり得ると思われます。

オンラインカジノが法令違反行為であることは、意外と認知されていません。軽い気持ちでスマホで始めても、違法行為者になると習得すべきです。経営者、役員、従業員向けのコンプライアンス研修において、研修すべき項目と思われます。

一般的な研修では、禁止行為を並べて「これは禁止、あれも禁止」と講じても、受講者には腹落ちしません。しかし、新しい物、聞いたことはあるが詳細は知らない物に対して、正しい知識を習得することは、コンプライアンスの徹底を意味します。

出来上がった背景、誤った判断をする理由、警察から事情聴取を受けた理由など、目的、背景、入口、出口、間違いやすいポイントについて習得すれば、腹落ちするでしょう。オンラインカジノの運営者が誰なのかを想像させることが大切です。

コンプラアンスの徹底をホームページで掲げている企業においては、今年度の研修項目に、オンラインカジノの解説を追加してみては、いかがでしょう。神戸や横浜に計画されているカジノとの区別すら付いていない人には、必須です。

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